モルックを買う前や自作する前に、まず気になるのがサイズ感ではないでしょうか。『スキットルはどれくらい大きいのか』『棒は子どもでも投げられるのか』『庭や公園で遊べる広さは必要か』を先に把握しておくと失敗しません。この記事では、公式ルールに基づく寸法から市販品との違い、ミニサイズやDIYの目安まで、実用的にわかりやすく整理して解説します。
【結論】モルックの公式サイズ一覧表

結論から言うと、公式ルールで押さえるべき寸法は、スキットルが高さ約15cm・直径約5.9cm、モルック棒が長さ約22.5cm・直径約5.9cm、屋外コートが最小幅4m×長さ10mです。
さらに、モルッカーリは全長約96cm、スキットルの初期配置はモルッカーリから3.5m±0.1mが目安になります。
項目公式目安補足スキットル高さ約15cm・直径約5.9cm上部は45度で面取りモルック棒長さ約22.5cm・直径約5.9cm重さは個体差ありモルッカーリ全長約96cm投擲線から45度で配置初期配置3.5m±0.1mモルッカーリから測る屋外コート最小幅4m×長さ10m屋内はこれより小さくても可
参考:日本モルック協会のルールPDF、モルックの基本ルール
スキットル(的)のサイズ・重さ
公式ルールでのスキットルは、高さ約15cm、直径約5.9cmです。
上部は45度にカットされており、そこに1〜12の数字が入ります。
一方で、確認できた公式資料にはスキットル1本ごとの標準重量までは明記されていません。
そのため、購入時は単体重量よりも、寸法が公式に近いかどうかを優先して見るのが実用的です。
参考:モルックの基本ルール
モルック棒(投げ棒)のサイズ・重さ
モルック棒は、長さ約22.5cm、直径約5.9cmが公式目安です。
重さは木材の個体差があり、正規品販売ページでは軽いものが約300g、重いものは400g以上になる場合もあると案内されています。
つまり、長さと太さはそろっていても、投げ心地は棒ごとに少し変わると考えておくと失敗しません。
競技練習まで視野に入れるなら、サイズだけでなく重さのばらつきにも慣れておくと安心です。
参考:日本モルック協会のルールPDF、TACTIC社の正規品紹介ページ
コート(プレイエリア)に必要な広さ
しっかり遊ぶなら、屋外コートは最小幅4m×長さ10mを目安にすると考えれば十分です。
また、スキットルはモルッカーリから3.5m±0.1mの位置に置くのが公式基準です。
屋内はこれより小さいサイズでも認められるため、レクリエーション用途なら部屋や体育館に合わせて縮小できます。
ただし、スキットルは倒れた後に散らばるので、実際には数字以上に周囲の余白を見ておくと安全です。
参考:日本モルック協会のルールPDF
モルックのサイズ感を身近なモノでイメージ

数値だけではピンと来ない人は、日用品や身近なコートに置き換えると一気にイメージしやすくなります。
モルックは見た目以上に扱いやすい一方で、棒もスキットルも想像よりしっかり太さがある道具です。
スキットルは「缶コーヒー」より一回り大きい
スキットルは高さ約15cmあるので、一般的な缶コーヒーより少し背が高く、太さもかなりどっしりしています。
細いピンを並べるゲームというより、短く太い木製ピンを立てて狙う感覚に近いです。
そのため、写真で見るより存在感があり、屋内で使うときは床や壁との距離に気を配る必要があります。
モルック棒は「大人の手のひら+α」の長さ
モルック棒の22.5cmという長さは、大人の手のひら1枚分より少し長いくらいの感覚です。
直径も約5.9cmあるため、細い棒を投げるというより、丸みのある木の塊を下手投げで送るイメージです。
握力に自信がない人でも持てますが、重さには個体差があるため、初めてなら軽めに感じる棒のほうが扱いやすいでしょう。
コートは「バドミントンコート半面」程度の広さ
屋外推奨の4m×10mは、感覚としてはバドミントンコート1面の約半分ほどの広さです。
ただし、実際は投げる人の後方スペースや、弾かれたスキットルの移動先も必要になります。
狭い庭で遊ぶ場合は、公式サイズをそのまま当てはめるより、まず3.5mの投擲距離を確保できるかを基準に考えると判断しやすいです。
公式品と市販品のサイズの違い【購入前にチェック】

購入前に最も大切なのは、公式サイズに近いか、家庭用に遊びやすく調整されたモデルかを見分けることです。
同じ『モルック』表記でも、直径や重さ、収納サイズが微妙に違う商品は少なくありません。
公式ライセンス品(Tactic社)のサイズ規格
公式ライセンス品を選ぶ最大の利点は、ルール上の寸法感に近い道具で練習しやすいことです。
日本モルック協会のルールでは、棒が約22.5cm×約5.9cm、スキットルが約15cm×約5.9cmとされています。
日本の正規販売店ページでは、天然白樺製であること、木箱サイズが約32cm×22cm×19.5cm、総重量が約4kgであることが確認できます。
大会を意識するなら、まずはこの寸法帯に収まる正規系モデルを基準にすると迷いません。
参考:日本モルック協会のルールPDF、TACTIC社の正規品紹介ページ、モルック日本総代理店
廉価品・ノーブランド品のサイズ傾向と注意点
廉価品は遊びやすさ重視で作られていることが多く、公式値と完全一致しない場合があります。
たとえばHATACHIの製品ページでは、モルック棒とスキットルの直径が5.6cm、高さは棒22.5cm・スキットル15cmと案内されています。
公式目安の5.9cmよりやや細いため、握りやすさは増す一方で、正規品と同じ投げ感を求める人には差として感じられる可能性があります。
家族遊びなら十分ですが、試合感覚で練習したいなら寸法差を確認してから選ぶのが安全です。
参考:HATACHI モルックセット
室内用ミニモルックのサイズと特徴
室内向けや子ども向けでは、公式より一回り小さいミニサイズが選ばれることがあります。
市販の『モルック・ミニ』は、モルックスティックが約20cm、スキットルが約13cmです。
さらにミニチュア品では、スキットルが約φ14mm×40mmという手のひらサイズまで小型化されています。
力の弱い子どもでも扱いやすい反面、軽くて散らばりやすいため、公式品とは別のゲーム感覚になる点は理解しておきましょう。
参考:モルック・ミニ、モルック・ミニチュア
モルックを自作する場合のサイズ設計

自作するなら、まず公式サイズを基準にして、使う人に合わせて縮小するのが失敗しない作り方です。
見た目だけ似せると投げ心地や倒れ方が変わるので、長さと直径の比率をそろえる意識が重要です。
ホームセンターで買える木材とカット寸法
DIYでは、直径約60mm前後の丸棒、または60mm角前後の木材を基準にすると公式サイズへ寄せやすくなります。
カット寸法の基本は、スキットルを12本すべて高さ15cm、モルック棒を1本22.5cmにそろえる形です。
スキットル上部は45度で斜めに切り、数字を書き込めばルールに近い見た目になります。
配置用のモルッカーリも作るなら、全長約96cmを目安にすると実戦に近い感覚で遊べます。
自作の雰囲気をつかみたい場合は、以下の動画も参考になります。
参考:日本モルック協会のルールPDF
子ども用に縮小する場合のサイズ目安
子ども用にするなら、公式サイズの約0.85〜0.9倍を目安にすると扱いやすくなります。
実例として、市販のミニモデルは棒20cm、スキットル13cmで、公式の22.5cmと15cmより少し小さい設計です。
未就学児や低学年では、このくらいの縮小幅だと投げやすさとゲーム性のバランスが取りやすいでしょう。
ただし、公式練習が目的なら縮小しすぎず、まずは軽めの木材で重さだけ抑える方法も有効です。
参考:モルック・ミニ
モルックのサイズに関するよくある質問

Q. 子どもでも持てるサイズ・重さですか?
A: はい、持てる子は多いです。
ただし正規品の棒は約300〜400g超の個体差があるため、小さい子には20cm前後のミニサイズのほうが扱いやすい場合があります。
参考:TACTIC社の正規品紹介ページ、モルック・ミニ
Q. 収納サイズと持ち運びやすさは?
A: 正規品の木箱サイズは約32cm×22cm×19.5cm前後です。
家庭収納はしやすい大きさですが、木箱込みだと4kg前後あるため、徒歩移動より車移動のほうが楽です。
参考:TACTIC社の正規品紹介ページ、HATACHI モルックセット
Q. 公式大会で使えるサイズ規定はありますか?
A: あります。
棒は約22.5cm×約5.9cm、スキットルは約15cm×約5.9cm、モルッカーリは約96cm、初期配置は3.5m±0.1mが確認できます。
参考:日本モルック協会のルールPDF
Q. マンションのベランダや庭でも遊べますか?
A: 公式サイズのままでは、広めの庭でないと厳しいことが多いです。
屋外目安は4m×10mですが、ミニチュア品でも畳2枚分ほど使った例があるため、ベランダでは安全面を最優先に判断してください。
参考:日本モルック協会のルールPDF、モルック・ミニチュア
まとめ|モルックのサイズを把握して最適な一式を選ぼう

最後に、モルックのサイズ選びで押さえるべきポイントを整理します。
公式目安はスキットル15cm×5.9cm、棒22.5cm×5.9cm屋外でしっかり遊ぶなら最小4m×10mを見ておく子どもや室内用途なら20cm前後のミニサイズも有力大会練習なら正規品に近い寸法と重さの個体差を重視する自作は直径約60mm前後の木材を基準にすると作りやすい
用途が『大会向け』なのか『家族レジャー向け』なのかを先に決めると、最適な一式を選びやすくなります。
迷ったらまずは公式サイズを基準にし、子どもや室内利用だけミニサイズへ寄せる考え方がおすすめです。


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